こんにちは。支援員の近藤です。
ビューズでは、オンラインプログラム体験会をメンバーさんへ向けて月に一回、ビューズ内で開催しています。
ビューズ内で開催する目的としては、オンライン上でのコミュニケーションに苦手意識を持つ方に、zoomなどのアプリ操作の体験を通じて、負担を軽くして頂くためです。
新型コロナウィルスの影響により世の中の動きとしてリモートワークなどが主流になりつつあり、社会復帰後のリモートワークや就職活動時のリモート面接などにも対応できるように練習することなどが背景にあります。また、その際のシミュレーションとして、実際に使用予定の様々なアプリをメンバーさんが体験する機会として設けています。
働き方や生活様式に変化が生まれている状況を踏まえ、ビューズのライフサポート/キャリアサポートの一環として、オンラインプログラムを開催することでメンバーさん同士の交流やオンライン上でもリアルな場と同じ“ひとりじゃない”という安心感を体験して頂きたいとの想いから、オンラインプログラム体験会の実施に至りました。
オンラインプログラム体験会の進め方
具体的なオンラインプログラムの実施方法としては、企業でも多く使われている【zoom】と共有オンラインホワイトボードの【MIRO】という2つのアプリを使用します。
zoomは主に会話ツールとして、MIROは意見を可視化し伝えるためのコミュニケーションツールとして用いります。
最初に、オンラインプログラムの目的・進め方などを参加メンバーさんへお伝えし、zoomとMIROのアカウントを開設します。
この時も、スタッフが一緒に入り、メンバーさんのフォローを行います。
その後、zoomとMIROを参加メンバーさん同士で繋ぎ、簡略化されたダイアログを行います。
なぜダイアログをおこなうの?
ダイアログとは、ひとつのテーマに対し、みなさんで対話をするプログラムで、【自分の考えや視野を広げる】ことを目的とした、コミュニケーション系のプログラムです。
ダイアログは、「前半のテーマ」と前半に出た意見を深堀する「後半のテーマ」と二部構成で行われます。
オンラインプログラム体験会では、ダイアログをすることが主目的ではなく、オンライン上のコミュニケーションとzoomの操作に主眼を置いている為、前半のテーマのみ行う、プチダイアログを実施します。
また、MIROを使う理由として、ビューズでダイアログを行う際は、自分の意見を付箋に書きます。
付箋に記入する方が、直接口頭で伝えるよりも考えがまとまり意見が出しやすくなり、また可視化されることで他メンバーさんへ伝わりやすくするためです。
これをオンラインで行う際は、MIROの機能のひとつである付箋機能を使用し、意見の可視化を行います。
慣れていない方も多かったため、第一回・第二回の体験会の際は、zoomを使用せず、MIROのみを使用し、意見共有のための会話は普段通り対面でおこないました。
体験後の様子
みなさん、ダイアログ自体は慣れていますが、リモートプログラムは初めてなので、最初は戸惑う場面も見られました。
しかし、全体を通してMIROに対し、前向きな印象を抱くメンバーさんが多く、体験終了後などの空いた時間に各自自由に触りながら楽しまれ、「こんな使い方もできるよ!」とメンバーさん同士で教えあう一面もありました。
過去2回の参加でオンライン自体の抵抗感や苦手意識が減っていくことが、実施後に記入して頂くアンケートからも見られるので継続していきたいと思います。
以下、参加されたメンバーさんの感想です。
Aさん
最新のアプリなどは苦手意識を持っていたが、ちゃんと使えたのでほっとした。
触っていくうちに使い方がわかったので、不安はありません。
Bさん
普段よりも意見が出しやすい印象がありました。
Cさん
前回に引きつづき2回目の参加。1回目より大幅に抵抗感が減り、意外にも【習うより、慣れろ】の要素が強いかも?と思いました。
Dさん
MIROなどの最先端のアプリについて行くので精一杯でした。