利用者さんに活動と気分の関係について丁寧なモニタリングを行いながら、行動の活性や不活性が気分の上昇と下降に与える影響について学習していただきます。
主にやっていただくのは、セルフモニタリング振り返りシートの記入や、週間活動気分記録表の共有など。「生活リズムが整っていない」「活動と気分がお互いに悪影響を受けやすい」といった気づきを通して、回避行動や反すう性思考が、うつ気分を悪化させていることを自覚していただければと思っています。
活動と気分の相互関係がわかってくると、大きな体調悪化を未然に防ぐことができたり、対応策を講じることで有効な自己ケアになることも。ご自身をいたわり、生活習慣や生活リズムを整えていただくことにもつながります。