About Support支援について
ダイアログとは、英語で対話という意味。ほかの利用者さんとさまざまなテーマで意見を出し合い、自分の考え方の幅や視野を広げていくことを目的としています。
このプログラムで大切な点は、ほかの利用者さんの意見を表面上の理解だけに留めてしまわないこと。勝手な決めつけや思い込みに左右されることなく、発言内容の真意が汲み取れるようになるまで、何度も対話を繰り返していただきたいと思っています。
自分とは異なる視点や考え方を知る経験は、これまでの思考の枠から抜け出し、自らの選択肢を広げることや新しいアイディアを生み出すことにもつながります。また、自発的に考えた自分の意見を他者から認めてもらう経験を通して、自己肯定感を向上させることもできるでしょう。
全職員
グループごとにコミュニケーションをとり、自尊心を持って人間関係を構築していくための方法を学んでいただきます。
自分に自信がなくて言いたいことが言えなかったり、自分のことはいつも後回しにしていたり、他者の機嫌をうかがってばかりでは、決して健全な対人関係とはいえません。ロールプレイも取り入れたコミュニケーション法の確認と練習、自分の価値と重要性を知る取り組み、問題対処法の学びなどを通して、自分も相手も大切にするコミュニケーションや関係性が構築できるようにしていただきたいと思っています。
コミュニケーションの練習は、他者の多様な反応を知る機会にもなるでしょう。そうした経験を通して、大切な関係を長く維持させていくために必要な距離感なども身につけられるようになります。
髙田尚恵
National Certified Counselor/臨床トラウマプロフェッショナル
米国大学院でメンタルヘルスカウンセリングを学ぶ中、弁証法的行動療法を知り、マインドフルネスや対人関係スキルの必要性を痛感。カップルカウンセリング専門のカウンセラーと共に勤務し、より関係性に重点を置いた個別やグループカウンセリングを実践。ビューズでは、社会復帰後の公私生活における対人関係スキル向上を目指したプログラム提供を行っている。
会社や友人関係など、日常生活の中で起こり得るシチュエーションを設定した上で、利用者さんにロールプレイングを行っていただくプログラムです。なお、具体的な対処法は、あらかじめ利用者さん1人ひとりが自分なりの方法を準備。ロールプレイングの結果を全体で共有した後、準備した対処方法に修正を考えていくやり方で改善を試みます。
大きな特徴は、ほかの利用者さんと共有することで、決まりきった定型ではない考え方が学べる点。交渉や折衝の場面が苦手な方や、自分の意見や考えを人前で話すことに抵抗感をおぼえる方も、少しずつ自分なりの考えを発信できるようになり、込み入った状況下でのコミュニケーションなど難しい局面も乗り切れる力がついてきます。
フリーランス・ファシリテーター
青年海外協力隊、国際協力NGOでアフリカのコミュニティ開発に関わった後、国内のまちづくり団体を経てフリーランスへ。現在はファシリテーションやチームビルディングの研修、ワークショップの企画運営に携わる。非常勤講師（愛知淑徳大学、名古屋外国語大学、金城学院大学）修士（教育ファシリテーション）
話し過ぎや聞き役になりがちなど、バランスを欠いたコミュニケーションは齟齬の元。このプログラムでは、インタビューやその内容の書き出し、共有などを通して話し方の傾向や特徴を知り、コミュニケーションの癖を修正します。
高瀬文聡
キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
簡単なマジックをレクチャーするプログラムです。マジックを習得することで自己肯定感が向上し、メンタルの低下状態から抜け出せることも。また、イリュージョン体験を通じて参加者同士の交流活性化にもつなげていきます。
自分達のためになることをメンバーさん各自or同士で活動テーマとして考え、主体的に実施するプログラムです。 時には、話し合い、意見交換して色々な考えをシェアしたり、時には、レクリエーションとして楽しみながら、メンバーさん同士の交流を図ります。 自己肯定感/自己効力感の向上、ビューズ内外での活動意欲の促進・主体性が増す、ビューズ内でのコミュニケーションがとりやすくなる、 などの効果が期待できます。
全職員
自分の人生の幕をあけよう。
