こんにちは。ビューズ@名駅
支援員の近藤です。
ビューズについて、以前より ご利用者様やご見学者様から「天井が高く閉塞感が無い」「明るい雰囲気がいい」「清潔感があり、安心して過ごすことが出来る」などのお言葉を多数頂いておりました。
ですが、ご利用者様がより安心により快適に過ごして頂ける空間を目指して、この度リフォームをおこなうことにしました。
うつ病等の気分障害の方にとって環境が与える影響はとても大きく、閉塞感や圧迫感、職場を連想させてしまうような空間はストレスになると考えます。
逆に、安心/安全を感じられる環境の中では、ご自身の気持ちを打ち明けやすくなり、そこから利用者様同士やスタッフとの信頼関係に繋がります。また、雰囲気がリラックス効果を与え、体調を整える一因となると考え、その観点からスタッフより改善点を挙げました。
①天井の高さを今より高くすることで更なる開放感へつながるのでは
②事業所全体をカフェのような柔らかい雰囲気にすることで来所時の不安や緊張を軽減できるのでは
③空調設備を新たに設けることで空気の循環をよりよくしたい
④ひとり席を追加することで、リラックスに繋がるのでは
⑤面談をする部屋は他の部屋より落ち着いた空間がいいのでは
など多岐にわたるものでした。
次にリフォームをすすめるにあたって、考えたのは「ご利用いただいている利用者様の立場になること」
そこで、ご利用者様の意見を取り入れることにしました。
そこには、ご利用者様の視点で心地よい環境を作りたいという想いから、実際にその当時通われていた利用者様へビューズのどんなところを変えて欲しいか、どういったところが負荷や負担に感じるのか、などをアンケートを書いていただきました。
アンケートの結果がこちらです。
こちらがご利用者様の意見とスタッフの意見を取り入れたリフォームイメージ図です。
スタッフの意見だけでなく、ご利用者様の意見も多く取り入れた結果、全体的にウッド調で柔らかい雰囲気に変わりました。
天井は1メートルほど高く出来るため、今まで以上に開放感へ繋がり、安心できる場になります。また、利用者様からの意見としてひとりでゆっくりするための空間が欲しいとの要望が多くあったため、ひとり席には他の場所以上に空間のコーディネートを考えました。
心身に与えるプラスの影響は様々ですが、私たちは事業所の環境を整えることで、利用者様が社会復帰に向けた取り組みに集中できる「場」、人が集い気持ちが暖かくなる「場」をつくります。皆さんが自然に通いたいと思える、そんなビューズに生まれ変わります。